た行
ダム端
ダムタン、と聞いて、意味は分かりますか?
ダム端末の略称ですよね。
さて、ダム端って、英語でなんていうのでしたっけ?
ずばり、dumb-terminalですね。
ダム端末の「ダム」は、英語の"dumb"とい単語で、
「アタマが悪い、馬鹿な」という意味です。
ですので、ダム端末という言葉は、頭を使う処理はメインフレームが行い、
入力と表示だけの機能を持ち、「自分では考えない馬鹿な端末」であることに由来します。
たとえば、こんな格好で使います。
“I found my client still using dumb-terminal and proposed them to use the dumb-terminal emulator.”
「私のクライアントが、いまだにダム端を使っていたので、ダム端のエミュレーターを使うよう提案した。」
■ ダム端の意味を知っていますか
最近、そもそも、ダム端(ダム端末)そのものを知らない人がIT業界でも増えています。
ダム端を知らない方のために、簡単に説明しましょう。
ダム端とは、ホストコンピュータ(メインフレーム)が表示する文字列を受け取り、表示するだけの機能をもった端末です。
ダム端は、ホストコンピュータ(メインフレーム)との通信機能の他、入力用キーボード及び、画面表示の出力装置などを装備するのみで、いわゆるCPUというか、計算、演算する機能はありません。
ダム端は、最近はあまり使われないメインフレームを中心に、使われるものです。
最近のUNIXやWindows環境でしかIT業界で経験のない若手が、ダム端をしらないのも無理はありませんね。
■ ありがちな勘違い
なお、私の同僚で、ダム端の「ダム」を、水を溜めるダムの意味と勘違いしていた人がいました。
その同僚は、ダム端は、情報を蓄積するための機能も持つ端末、と理解。
だから、ダム端なんだ、という勘違いをしていました。
その彼に、上記のダム端の意味を説明したときには、自身の勘違いを恥じていましたが、そのとき、こういいました。
「え、俺の身の回りの人は、全員、ダム端のダムを水を溜めるダムの意味、と思い込んでいるよ。」
まあ、思い違いや勘違いはだれにでもあります。
正しい知識を身につけるよう心がけましょう。
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1998年01月01日 18:32