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可用性

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システムを使うエンドユーザーの視点からは、システムはいつでも使えて当たり前。


一方、システムを作ったり維持したりするエンジニアの視点からは、
残念ながらシステムは停止するものですよね。


コンピューターシステムだって人間が作ったものです。
完璧に無停止でうごくことはありえなのです。


とはいえ、システムはできるだけ稼動させるべく努力するのがエンジニアの使命。
稼動している状態・稼働率を表す単語で「可用性」という単語があります。


では、可用性って、英語でなんていうのでしたっけ?

availabilityです。


たとえば、「可用性は、通常、MTTRとMTBFで計測されます。」という言い回しは、以下のようになります。


“Normally availability is measured by MTTR and MTBF.”


■ 関連用語解説

上記の例文で使ったMTTRとMTBFは以下の略語です。


  • MTTR: mean time to repair
  • MTBF: mean time between failures


■ MTTR

MTTRとは、サーバーやルーターなどの機器が故障してから修復されるまでに要する時間のことです。


たとえば、UNIXサーバーのメモリ異常が発生して、メモリ障害が発生してから
メモリ交換してサーバーがアップするまでにかかる時間ですね。


サーバーとかのHWの場合は、MTTRはハードベンダーのサポート力量に大きく依存します。
MTTRが半日、といわれれば半日以内に復旧を保障してくれるわけです。
MTTRが3日、といわれてしまうと、一回故障したら、3日は使えなくなるということです。


MTTRは小さいほうが可用性が高いといえます。


■ MTBF

MTBFとは、一定期間における故障発生から次の故障が発生するまでの間の時間です。


たとえば、上記のようなUNIXサーバーのメモリ異常が発生するのが半年に一回のサーバーと2年に一回のサーバーでは、可用性は異なりますよね。


MTBFという尺度では、メモリ異常が発生するのが半年に一回のサーバーは、メモリーに関するMTBFが6ヶ月となります。
2年に一回のサーバーは、メモリーに関してはMTBFが2年、といえます。


MTBFは大きいほうが可用性が高いといえます。

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1996年03月15日 01:02